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慢性甲状腺炎

自己免疫疾患とはどういうものですか?
例えば細菌など非自己のものを認識して攻撃する細胞(リンパ球)があなたの甲状腺細胞を非自己と認識することである。甲状腺の自己免疫疾患は甲状腺機能亢進症と低下症の両方を引き起こす。
おばさんはバセドウ病なのに何故自分は甲状腺機能低下症になるのか?
あなたもおばさんも自己免疫性甲状腺疾患をもっています。おばさんの場合は抗体は甲状腺を刺激し、あなたの場合は甲状腺を破壊する。
治療で甲状腺は小さくなりますか?
チラージンSを規則正しくのみ続ければ多分小さくさるでしょう。
子供も一度は検査すべきでしょうか?
普通、5歳までの小児では必要ありません。もっと大きくなってから自己免疫疾患は出てくることが多い。ただ、今は異常なくても将来出てくるかもしれない。今は異常なさそうでも、しばらく経過をみるのが一番よい方法である。もし、甲状腺が腫れてきたら、検査をする必要がある。
橋本病(橋本甲状腺炎・慢性甲状腺炎などとも呼ばれる)は、次のような理由で重要な疾患である。
  • 多い病気で、女性が10倍多い。
  • 甲状腺腫の一番多い原因である。特に成人女性に多い。
  • 甲状腺機能低下症の主要な原因である。甲状腺機能低下症の一番多い原因はヨード不足であるが、多くの地域では低下症の最も多い原因である。

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