研究、研究、また研究。この問題に関しては、何だかゲームの名前みたいですし、とてもわくわくする代物でもあります。去年の8月にNew
England Journal of Medicine(ニューイングランド医学雑誌)に記されていた研究プロジェクトとそれが数多くの内分泌学協会や研究所、そして個人に巻き起した反応により、この研究の問題がより身近な、私共がその価値を認識し、理解できるレベルになったのです。このやっかいなちっぽけな内分泌腺が母親や子供の体や精神の健康に及ぼす影響に取り組む研究ほどやむにやまれぬ気持ちにさせるものがあるでしょうか。TFIや他の甲状腺関連団体への挑戦がこの研究の名を有名にし、母親となる人ばかりでなく、医師からも同じように尊敬を集めたのです。私共の連盟はその言葉を広めるために精一杯のことをするつもりです。
先のMilanでの当連盟の会議から、新しい組織が加わることになりました。中にはイギリス甲状腺協会(BTF)のように長年活発な活動を行っており、定評のある組織があります。また、Georgian甲状腺連合のようにその国にできたばかりで私共の援助を求めている組織もあります。これらの新メンバーとその他の最近入会したメンバーの由来や業績については、その自己紹介の欄でご覧いただけます。
私はその内容に目を通しながら、いつも彼らが自分達の組織のために選んだシンボルマークに興味と好奇心を抱いて見ております。私はたぶん未解決の甲状腺の病気を表わしていると思われるフランスのクェスチョンマークやBTFの甲状腺の中にある気の利いたHの字、そしてノルウェーのど真ん中に甲状腺の的があるマークには特に興味をそそられます。デンマークやオーストラリアの美しい蝶のマークは希望や新しい生活、新しい始まり、特にこの新世紀の伝統的なシンボルです。
そしてすべての甲状腺の患者への私達みんなのメッセージでもあります。 |
|
June Rose-Beaty |
|
|