もしあなたの主治医がバセドウ病や機能性甲状腺結節に対して放射性ヨード療法を勧めたら、検査で使用する少量の放射性ヨードと比べるとより多い量の放射性ヨードを投与されるでしょう。あなたの今の状況、診断、予定している投与量にもよりますが、当然のことながら治療に対しての注意事項を主治医に聞きたいと思うでしょう。
しかしながら、放射性ヨード療法を受ける前に話し合ったり、計画を立てる際に参考になるいくつかのガイドラインがあります。それらのガイドラインは、放射性ヨードは数日間甲状腺内に留まっており、主に尿から排泄されると言う事実に基づいている。また、放射性ヨードは血液中、唾液、乳汁にも含まれており、妊婦なら胎盤を通過して胎児へも取り込まれる。 |
|
- 毎日少なくとも4杯の水か他の水分を摂ること
- 他人の料理を作るときには、注意深く手をよく洗うこと
- 他人への汚染を防ぐために、バスタオルは別のものを使うこと
- 唾液、血液、尿、生理中のナプキンで汚染された使い捨ての紙類はトイレに流すかプラスチックバッグに入れて捨てること
- トイレに行った後は手を洗い、洗面台も水でよく洗う
- 他の人と2〜3フィート離れること
- 授乳中なら、中止してください。いつから再開して良いのか主治医に聞いてください(普通は1〜2ケ月後です)。あなたの産科医に授乳を中止したことでの不快感を避けるにはどうしたら良いかを聞いてください。
- 可能なら、一人で寝て下さい。キスやセックスはさけてください。
- 赤ちゃんがいるのなら、世話をするのは1日2時間以内にしてください。
- 使用したティシューは速やかにトイレに流してください。
- 約6ヶ月間は避妊してください。あなたの甲状腺の病気に関連した妊娠の計画を考慮されている場合には、あなたの主治医にお聞きください。
|
|
[第4章にもどる] |
[もどる]…|付録1|付録2|付録3|付録4|付録5|付録6|付録7|付録8|付録9| |