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099 | 治療方法について |
ZAK 男・25歳 1999.10.01-15:31 |
はじめて書き込みさせて頂きます。妻(25歳)のバセドウ病のことなのですが、よろしくお願いします。とりあえず現在に至るまでの経過について説明します。 今年に入り、まぶたが腫れてきましたが、しばらくほおっておいても治らなかったので、近所の眼科を受診しました。そこではまぶたの裏が炎症をおこしていると言われました。 しばらくしても治らないので別の眼科を受診したところ、眼球が少し出ている。甲状腺の病気かもしれないから、内科で血液検査をして下さいと言われる。 6月に大学病院の内科でバセドウ病と診断されました。最初はメルカゾールを1日6錠だったのですが、1ヶ月後の検査の結果で、肝機能障害がでたため、薬がプロパジール1日6錠に変更になりました。その1ヶ月後、4錠に減りました。そしてつい先日の検査の結果、担当の先生が今後の治療方針について、今後2年間はプロバジールを1日4錠、サイロニン錠を1日3包、服用して下さい。この量は2年間変更することはありません。とのことでした。一般的には、半年間ぐらいで徐々に薬を減らし、1日1錠にして、様子を見て薬を中止していくと本などには書いてありましたので、今回担当の先生に言われた、治療法に疑問を感じています。そこで質問なのですが、サイロニン錠を服用する理由は、なんなのでしょうか?こういった治療のやり方もあるのでしょうか?長くなって申し訳ありません。よろしくお願いします。 |
ZAKさんへ BRTについて。 | |
ZAKさん、はじめまして、田尻淳一です。このBBSでは大家のオヤジのニックネームですので、その名前でお答えさせていただきます。ご了承ください。 奥さんが受けている治療はBlock & Replacement Therapyといってヨーロッパの連中が使う治療法です。わたしは、あまりしたことがありません。多めの抗甲状腺剤でバセドウ病の免疫機序を抑えるために、当然、抗甲状腺剤が効きすぎになり甲状腺機能低下症になりますので、甲状腺ホルモン剤(チロナミンまたはチラーヂンS)を飲んで防ぐわけです。メリットは血液検査をしなくていいことです。 抗甲状腺剤を徐々に減らしていく方法は、その度に検査が必要で費用がかかる欠点があります。しかし、日本やアメリカでは、圧倒的にこのやり方が多いと思います。 どちらが良いかは、結論は出ていません。Block & Replacement Therapyについての書き込みが091と094ありました。参考にしてください。 |
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