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102

102 BRTについて再質問
ZAK
男・25歳
1999.10.05-21:49
妻が「大家さんのような先生に診てもっらってる患者さんてうらやましい。勉強熱心で、心のこもった診察をしていただけそうで、私も大家さんに診てもらいたい」と言っていました。私もそう思いました。妻は今、大学病院の先生に診てもらっています。最初の主治医は、こちらが聞かなくてもいろいろ説明して下さって、とても熱心で、安心できた先生だったのですが、理由は知りませんが突然主治医が変わり、今現在の主治医は、妻の顔をまともに見ないで机に向って、カルテを見ながら診察するらしいのです。そりゃあ、カルテも大事でしょうが、もっと安心感や信頼感のおける診察をしていただきたいものです。もっと心のケアを大切にしてもらいたいです。スイマセン愚痴ばかりで…

ただいま私は仕事中ですが、上司の目をかいくぐって書き込みをしています。明日、妻の主治医に会って、いかに主治医のご機嫌を損ねないように(損ねたら、今後ちゃんと診てもらえなくなったりしたらイヤなので)話をしたらいいか考えているので仕事になりません。困ったものです…

ところで、また質問をさせて下さい(同じような質問ばかりでスイマセン)。
  1. 抗甲状腺剤を減らす方法とBRTは、血液検査の結果で治療方法を選択するのですか?それとも主治医の経験、知識、考え方などで決めるのですか?
  2. 血液検査の結果で決めるとした場合、どのくらいの期間検査をして、どういう結果だとBRTの治療法を選ぶのですか?
  3. 主治医には2年間、量も種類も変わりません。と言われていますが、BRTの治療法ってそういうものなのでしょうか?TSHなどの値が落ち着いてきたら薬の量は減ったりしないのでしょうか?
  4. BRTの治療法で、一定量の薬を飲んでいる期間中に、妊娠することは可能ですか?

何度も同じような質問、本当に申し訳ありません。よろしくお願いします。

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  ZAKさんへ BRTについて。
Oyaji's reply >今現在の主治医は、妻の顔をまともに見ないで机に向って、カルテを見ながら診察するらしいのです。そりゃあ、カルテも大事でしょうが、もっと安心感や信頼感のおける診察をしていただきたいものです。

最近、このような医師が増えてきています。患者さんとコミュニケーションを取る第一歩は、相手の目を見て話すことです。そのためには、患者さんと面と向かわなければなりませんよね。カルテなんか、後で簡単に書けばいいわけです。医師は、患者さんを癒すために存在しているのです。不安を与えては医師としては不適格です。

質問に一つずつお答えします。
  1. 主治医の好みと経験からでしょうね。どちらも寛解率は変わらないですので、わたしはどちらでもいいと思うのです。主治医の説明に納得されるのならね。あまり、どっちがいいんだというように迫る程のことではありませんよ。クスリで治る人は3〜4割ですから。
  2. さっきも説明しましたが、血液検査で云々はないと思います。ただ、TSHレセプター抗体が高い例にBRTをすると治りやすいと考えている医師はいます。TSHレセプター抗体の値を聞かれてください。もう分かっているはずです。
  3. 基本的には、BRTはそういうものです。メルカゾールもしくはチウラジール4〜6錠/日とチラーヂンS2錠もしくはT3 25マイクログラム程度をずっと飲むのです。それで、血液検査はする必要がないわけです。それがメリットなのですよ、BRTの。そして診察も半年に1回程度でいいわけです。
  4. 甲状腺機能さえ正常なら、なんの問題もありません。妊娠可能です。
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