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No.155 | 男・33歳 |
早速の回答、ありがとうございました。私が診察してもらっているのは大学病院の甲状腺専門の先生です。親切な先生なのですが、非常に忙しいみたいで、なかなか診察してもらえません(3ヶ月に1回位)。そういう意味でもこのようにメールで相談にのってもらえると非常に助かります。 さてもうひとつだけ質問があります。バセドウ病の診断を受ける直前に健康診断で、心臓がかなり肥大していますねといわれました。その時は、週3回運動をしているからでしょうと結論づけられましたが、心臓の肥大もバセドウ病の症状でしょうか?また心臓も診察してもらったほうがいいでしょうか? |
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結論から申しますと、心臓の肥大はバセドウ病の症状だと考えます。バセドウ病になりますと、心拍数も増え、一回拍出量(一回の心拍で心臓から出される血液量)も増加しますので、心臓の筋肉が太くなり心臓が肥大することがあります。あまり心臓が働きすぎると、ポンプとしての心臓がおかしくなり心不全になります。まず、バセドウ病の治療を受けることが先決です。バセドウ病が落ち着いても、まだ心臓が肥大していれば、主治医に相談して、循環器の医者に診てもらわれてください。多分、バセドウ病が落ち着いたら心臓も元の大きさに戻ると思います。 |
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