- 心臓がどきどきする原因が甲状腺機能亢進症によるものかどうかは、現在のあなたの甲状腺ホルモン値が分からなければお答えしかねます。甲状腺ホルモン値が高ければ、甲状腺機能亢進症が動悸の原因と考え、メルカゾールを増量します。
- もし、甲状腺機能亢進症が動悸の原因なら、早く症状を取るにはベータ遮断剤といって脈を下げるクスリが効果的ですね。具体的にはテノーミン、インデラールです。クスリについては、わたしのHPの次のページを参考にしてください。
●http://www.j-tajiri.or.jp/thyroid/medicine/index.html
動悸のある時は軽いジョッギングは避けた方がいいですね。
- 血液の結果が出てから、クスリを変更するのが理想です。しかし、2. にも説明しましたが、症状を取るだけなら、ベータ遮断剤が即効性がありますので、結果が出るまでは、それを飲んでいればいいわけです。ただ、あなたのドキドキが脈が速いだけなのか、心房細動や心室性期外収縮のような不整脈なのか、わたしには分かりませんので、無責任なことは言えませんが。
検査センターに出しても、1〜2日で結果が出ますので、電話で結果を聞いてクスリをどうするかの指示を仰げば良いでしょう(今は、電話再診といって電話で指示できるようになっていますので)。1週間は待てませんよね。因みに、わたしのところでは採血してから結果が出るのに40〜50分です。これは、わたしのクリニックが専門外来であるためです。普通のところでも、今は検査センターに出せば、1〜2日で結果がでますよ。特に、広島のような大きな都市ではね。
何かあれば、いつでもメールをどうぞ。Good luck!!
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