|  【図3】甲状腺ホルモンレセプターのモノマー、ホモダイマーおよびヘテロダイマーの形成と活動性 | 
         
         
           
            
               
                 
                  
                     
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                      レセプター複合体 | 
                      結 合 | 
                      遺伝子調節 | 
                     
                     
                        | 
                      モノマー | 
                        | 
                        | 
                     
                     
                        | 
                      ダイマー | 
                       . .  | 
                       . .  | 
                     
                     
                        | 
                      ヘテロダイマー | 
                       . . . .  | 
                       . . . .  | 
                     
                   
                 | 
               
               
                甲状腺ホルモンレセプター(黒の楕円形)はT3(白丸)とそのDNA側の結合部である遺伝子の調節域内にある甲状腺ホルモン応答要素(TRE)に結合します。 
                  一つ(モノマー)または2つ(ダイマー)の甲状腺ホルモンレセプターがDNAに結合することがありますが、これらの形のものは遺伝子の発現の調節作用は比較的弱いのです。 
                  甲状腺ホルモンレセプターは、レチノイン酸レセプターやそれ以外のTRAP(甲状腺ホルモンレセプター補助蛋白質)を含む他の数多くの蛋白質と共にヘテロダイマー(黒い四角)を形成することがあります。 
                  このヘテロダイマー複合体は甲状腺ホルモンレセプター自体よりもDNAと強固に結合し、甲状腺ホルモンレセプター単独の場合より遺伝子調節作用が強いと思われます。 | 
               
             
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