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[033] |
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バセドウ病による甲状腺機能亢進症の治療と眼症の経過との間の関係は、論争の的となっている(1)。抗甲状腺剤治療は眼症の発症または既存の眼症の悪化には無関係であるように思われる(2)。甲状腺切除術の影響はもっとはっきりしないが、一般的に眼症を誘発したり、悪化させたりすることはないだろうとされている(3-5)。これに対し、放射性ヨード治療の影響もはっきりしない。我々は放射性ヨード治療の影響に関する別の研究(4)で、目の改善、眼症の悪化、および変化がないことを報告したが、結論が出たわけではない。この疑問に取り組むため、軽度または中等度のバセドウ病性眼症のある患者、または眼症のない患者で、プレドニゾン<注釈:副腎皮質ホルモン>の影響だけでなく、メチマゾール<注釈:日本ではメルカゾール>または放射性ヨード治療の影響を調べる前向き無作為試験を実施した。 |
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