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図1
【図1】潜在性甲状腺機能低下症の治療チャート
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血中TSH値が高いことは、まず証明しなければならない。もし、フリーT4が低ければ、顕性甲状腺機能低下症なので、サイロキシン治療を開始する。抗TPO抗体測定と血中脂質は次のステップを決めるのに重要な検査である。もし、抗TPO抗体、血中脂質が正常で、甲状腺腫や症状もなく、血中TSH値が10mU/L未満なら、サイロキシン治療は症例ごとで決める。妊婦や不妊の女性の場合は、症状、抗甲状腺抗体、血中脂質の如何にかかわらず治療をすべきである。
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