【表1】再発と癌による死亡に影響を及ぼす危険因子 |
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高危険因子の予測要因 |
低〜中危険因子の予測要因 |
患者の要因 |
15才未満または45才以上 |
15才〜45才 |
男性 |
女性 |
甲状腺癌の家族歴あり |
甲状腺癌の家族歴なし |
腫瘍の要因 |
腫瘍の直径4cm以上 |
腫瘍の直径4cm未満 |
腫瘍が両側にある |
腫瘍が片側にある |
甲状腺外に浸潤あり |
甲状腺外に浸潤なし |
血管浸潤あり(乳頭癌と濾胞癌) |
血管浸潤なし |
頸部または縦隔リンパ節転移あり |
リンパ節転移なし |
腫瘍のサブタイプ:ハーテル細胞、高細胞、円柱細胞、びまん性硬化、島変異 |
被膜に被われた乳頭癌、微小乳頭癌、嚢胞性乳頭癌 |
著明な核異型性、腫瘍組織壊死、血管浸潤 |
核異型性、腫瘍組織壊死、血管浸潤がみられない |
腫瘍や転移巣に放射性ヨードが取り込まない |
腫瘍や転移巣に放射性ヨードがよく取り込む |
遠隔転移あり |
遠隔転移なし |
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甲状腺癌の診断と治療に関するNCCNガイドラインを参考にした(3,6)。 |
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