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表2
【表2】甲状腺炎症候群の特徴a
特 徴 橋本病 無痛性
産後甲状腺炎
無症状性
散発性甲状腺炎
有痛性
亜急性甲状腺炎
化膿性
甲状腺炎
リーデル甲状腺炎
発症年令[単位:才] 全ての年令、
ピーク30〜50
妊娠可能年令 全ての年令、
ピーク30〜40
20〜60 小児、
20〜40
30〜60
男女比(女:男) 8〜9:1 - 2:1 5:1 1:1 3〜4:1
原 因 自己免疫 自己免疫 自己免疫 不 明 感 染 不 明
病理所見 リンパ球浸潤、
胚中心、線維化
リンパ球浸潤 リンパ球浸潤 巨細胞、肉芽腫 膿瘍形成 高度線維化
甲状腺機能 甲状腺機能低下症 甲状腺機能亢進症、
甲状腺機能低下症、
または両方
甲状腺機能亢進症、
甲状腺機能低下症、
または両方
甲状腺機能亢進症、
甲状腺機能低下症、
または両方
通常、
甲状腺機能正常
通常、
甲状腺機能正常
抗TPO抗体b 高値陽性、持続性 高値陽性、持続性 高値陽性、持続性 低値陽性、
または陰性、一過性
陰性 通常、陽性
血 沈c 正 常 正 常 正 常 高 値 高 値 正 常
123I摂取率・24時間値d 一定しない <5% <5% <5% 正常 低値または正常
a この情報はFarwellとBravermanから借用したものである(1)
b TPO=甲状腺ペルオキシダーゼ
c 赤血球沈降速度
d 123I=ヨード-123
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