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[007] |
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1994年、Sawinらは研究の中で「60歳以上で血清TSH値が低い人たちは、同じ年令の人と比べて10年後に心房細動になる危険性が3倍高い」と報告している。最近、60歳以上の潜在性甲状腺機能亢進症<注釈:TSHのみが抑制されていて、T3、T4は正常>を持つ患者では、心血管系の病気で死亡する危険性が高いという論文が発表されました(Lancet
358; 861-865, 2001)。 彼らは、「潜在性甲状腺機能亢進症は合併症を予防するために治療をすべきである」と結論づけている。しかし、「甲状腺ホルモン剤を過剰投与されて潜在性甲状腺機能亢進症になっている患者については死亡率に関しては不明である」と述べている。 |
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