女・40歳
1999.01.24-14:04
＞最後に、はっきり理解しておいていただきたいことは、バセドウ病の体質は一生持ち続けることです。
これなんですよ。。。偉い病気に掛かったと思ったのは。。。
「手術で治る」とは。。。今回のバセドウ病の発病が手術で治る、将来バセドウが再発する確率と、機能低下症になる確率は、甲状腺をどれだけ残すかがポイントと、インターネットから受け取りました。
癌の疑いが有る場合、希望通りの量を残せるかは判らない訳ですが。。。9%だったかしら。。。それだけ残すと総合的に予後が良い確率が高い？後の生涯、薬を飲まなくて済み、バセドウ病を意識せずに過ごせる確率ですね。
ただ、風邪だって、再発を繰り返すと言えばそうですし、おまけに人に伝染します。
目が出るってのが最大に困りますが、他はしんどいだけで、咳やくしゃみが出るでなし、首の腫れは何かで隠せますし、言わないと判らないかとも思います。
震えは薬を飲んで2週間で止まりました。
いつもそうだとすると、優しい夫を持ち、小さい子供や老人が居ないスポーツ嫌いの専業主婦に取っては、そう悲観した病気でも無いように感じています。
その薬は他の薬と問題も無いようですし、一病息災の友達に良いかも知れません？
ただ。。。職業や環境によっては。。。再発を繰り返すと大変でしょうね？そして、目がいつ出るか。。。が、非常な不安です。。。
1回目に出ず、たばこを止めれば、出ないものなのでしょうか。。。でもタバコを吸わない人の、目が出る確率0%では無いですね？
今のゴロゴロが目が出る前兆の場合、手術しても、目が出る危険は無くなるとは限らない、と言われました。。。
そして今回、出ずに済んでも、残した甲状腺の確率で、またバセドウ病になり、
目が出る。。。かも知れない。。。のですね。。。多分。。。？いっそ甲状腺を全部取ったら、今回が無事にすめば、生涯、目が出る不安は無くなるのでしょうか？ 代わりに機能低下症で失明では話になりませんが。A^^;機能低下症の方は、まだ殆ど見てません。。。
ただ専門病院、毎回患者さん達が100人ほどいらっしゃるでしょうか。200人位の時も有るかも知れません？その中で、ああなったら辛いなぁと思う程の方は、1人いらっしゃるかどうか、では有りますが。。。とは言え、全員を覗きこんだ訳では無いですけど。
女・24歳
1999.01.24-16:45
手術の後遺症のリスクは、当然、亜全摘出よりも高いですよ。私は、手術は成功しましたけど、それは、主治医のおかげだと思っています。まやさんの主治医は甲状腺を残せると言ってくれているなら、そうして下さい、お願いします。
甲状腺を全部摘出するのは、最悪の場合です。私は甲状腺の亜全摘出なら、どんなに良かったかと思いました。薬を一生涯飲まなくてはいけないのですから。それだけは理解してくださいね。
バセドウ病の手術は今までの試行錯誤の結果、大体5gを残せば再発と甲状腺機能低下症が最も少ないことが分かっています。再発は10%ですね。今は、なるべく手術しない方向になっています。クスリで治りにくい甲状腺腫の大きい人などを手術します。外科医は再発を一番嫌がりますので、少し多めに切除するために、専門病院でもバセドウ病術後甲状腺機能低下症の比率は増えています。軽い甲状腺機能低下症まで含めると50〜60%ですね。
まやさんはシコリが3つありますので、かなり広範囲に切除するかも知れませんね。その場合は、甲状腺ホルモン剤を飲まなければならないでしょう。切除範囲は術中の迅速標本の結果で決まると思います。その当たりのことも手術前には、必ず術者から説明があるでしょう。
甲状腺癌の場合、一番安全なのは甲状腺全摘術です。甲状腺がないので少なくとも新しく甲状腺癌にはなりません。ただ、甲状腺全摘術は手術の時間も掛かるし、手技も難しいために、普通は甲状腺亜全摘術です。甲状腺を2/3以上切除した場合を甲状腺亜全摘術と言います。まやさんの言われている9%という数字はどこに書いてありました？バセドウ病の手術の場合の話ですか？
バセドウ眼症は日本人の場合、何故か幸いなことにあまりひどくなりません。手術をするとバセドウ眼症は落ち着くかもしれません。もし、バセドウ眼症が悪くなっても時期を逸さなければ(外眼筋に炎症があれば)、治療で良くなりますので、あまり心配しないこと。悪くなったとき考えればいいこと。なるようにしかならず。Let it beですよ。
タバコを止めれば眼症の悪化の可能性は減るでしょうね。でも、100%大丈夫ということは世の中にはありませんので。
バセドウ病眼症の自然経過は研究されています。13年という長い期間観察しています。25%が改善、50%が不変、25%が悪化。少なくとも悪くなるのは4人に1人です。悪くなっても、今は治療法がちゃんとありますので、心配ご無用。
甲状腺機能低下症のところも勉強してください。
●http://www.j-tajiri.or.jp/source/patient/002/03.html
先ほども説明しましたが、日本人は眼症のひどい人は、欧米に比べて少ないんですよ。