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044 | 甲状腺機能亢進症の薬の副作用について |
林 男・48歳 1999.03.06-19:31 |
私は48歳の男性です。昨年の年末から心拍数が90以上となり心配で医者にかかりますと「甲状腺機能亢進症」と診断されました。 今年の正月からメルカゾールを朝夕3錠つづ飲みました。しかし2月初旬に体仲に発疹ができ薬をチウラジールに換え朝昼晩2錠つづ飲んできました。 ところが今度は2月末に激しい下痢に悩まされました。 最初は風邪かと思いました。 医者も判断に迷い現在私のウンチをとって調べているところですが副作用の可能性は高いのでしょう。甲状腺の病気のほうは正常値になり3月より1日4回チウラジールを1錠つづ飲んでおります。 一生の病気といわれるこの病気で副作用がこれほど出てはショックです。 放射線治療や手術があることは知っておりますが、どちらも低下症になるといろんなものに書いてあります。 こんな状態が一生続くのは何とも苦しい限りです。 私の場合は手術しかないのでしょうか。 |
林さんへ | |
下痢は、多分、チウラジ−ルの副作用です。もしそうであれば、クスリの治療は断念しなければなりませんね。ヨードカリウム(KI)に切り替えて、手術かアイソトープ治療ですね。あなたの年齢なら、アイソトープ治療が適していると思います。 昨年9月よりバセドウ病のアイソトープ治療は、外来で治療可能になりました。入院の必要もなく、安全ですのでアイソトープ治療が良いと思います。もしも、甲状腺機能低下症になっても、甲状腺ホルモン剤を飲めば良いわけで、問題ありませんよ。バセドウ病のアイソトープ治療については、わたしのHPの次のページを参考にしてください。 ●http://www.j-tajiri.or.jp/thyroid/illness/01a02.html ●http://www.j-tajiri.or.jp/source/patient/005/08.html ●http://www.j-tajiri.or.jp/source/patient/031/index.html 手術については、わたしのHPの次のページを参考にしてください。 ●http://www.j-tajiri.or.jp/thyroid/illness/01a03.html |
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