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086 | はじめまして |
にゃろめ 女・27歳 1999.09.08-03:38 |
初めて投稿させていただきます。高校2年生の時に甲状腺機能抗進症と分かって、はや10年がたちます。大学の頃は一時、体が楽なもんで薬をやめてしまい(今から考えると馬鹿なことをしたと反省)、現在はメルカゾールを飲んでいます。 大学を卒業してしばらく経ってから、将来生まれてくる赤ちゃんに薬の影響はないのかどうか心配になり、メルカゾール2錠で安定していたのですが、胎盤通過性の弱いと言われる、チウラジールにかえたのですが、効き目があまりよくなく、またメルカゾール6錠からスタートして、はや2ヶ月が過ぎようとしています。まじめに飲んでいるのですが、先生の思うような検査結果が出ずに悩んでいます。 結婚して、約半年。主人には事情を話して、子供はもう少し待って欲しいと、言っています。 メルカゾールは催奇形性が少ないとよく、本にかかれていますが、メルカゾール何錠になったら妊娠可能でしょうか?教えてください。 真剣に悩む反面「なるようにしかならへんわ!」と心の中で関西弁をまくしたてています。 |
にゃろめさんへ | |
にゃろめさん、はじめまして、田尻淳一です。このBBSでは大家のオヤジのニックネームですので、その名前でお答えさせていただきます。ご了承ください。 バセドウ歴10年のベテランですね。こんなベテランは自慢にもなりませんよね。早く治りたいですね。 胎盤通過性は長期間服用すると、メルカゾールもチウラジールも変わりません。一回投与では、チウラジールの方が胎盤通過性が低いと言われていますが。妊娠中でも、メルカゾールを使う事が多いですね。チウラジールはメルカゾールに比べて、効きが少し弱いので、飲む錠剤の数が多くなることがありますね。 メルカゾール6錠/日を2ヶ月飲まれていますので、もう少しすれば、甲状腺ホルモンは正常になりますよ。妊娠は、甲状腺ホルモンが正常になれば、いつでも可能です。メルカゾールを何錠飲んでいても、そのこと自体は問題ではありません。甲状腺機能が正常かどうかが問題になります。メルカゾールによる催奇形性に関しては、ないと考えていいです。心配ありません。それについては、わたしのHPの次のページを参考にしてください。 ●http://www.j-tajiri.or.jp/source/treatise/014/index.html バセドウ病をちゃんと治療すれば、クスリを飲みながら、妊娠、出産は普通の人と同じです。悩むこともないし、関西弁でまくしたてる必要もありません。ただ、普通に治療を受けていればいいのです。でも、バセドウ病の勉強もしてください。わたしのHPの検索エンジンで「バセドウ病」と「妊娠」を入力し検索すれば、多くの情報が出てきますよ。ご利用ください。 子供を産みあげて、バセドウ病が治っていなければ、手術、アイソトープ治療で治せばいいわけです。バセドウ病は、必ず治せますので、安心してください。 何かあれば、いつでもどうぞ。Good luck!! |
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